一般社団法人日本産業カウンセラー協会 東関東支部
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産業カウンセラーとは

産業カウンセリングは、仕事や職場の人間関係などから生じるストレスや心の問題に対するカウンセリング(メンタルヘルスカウンセリング)のみならず、産業社会における生き方の設計や近年の人事制度や組織の変更に伴う職業生涯における生き方の再設計とそれに対応する能力開発を支援するためのカウンセリング(キャリアカウンセリング)、また産業場面におけるカウンセリング・マインドの普及・啓蒙な ど、大きく3つの領域・機能に分けられます。

産業カウンセラーはこれらの場面で、「人は誰でも自らを維持し、強化する方向に自分自身を発展させようとする自己成長力が備わっていて、自己を実現しようとする力を持っている」という人間観に立ち、働く人々が自らの力で問題を解決できるように援助する役割を担っています。

産業カウンセラーの3つの活動領域

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メンタルヘルス対策への支援

近年、企業が行なう人事労務政策には、リストラによる雇用の不安定化、成果主義の導入など、労働者にストレスを与える、厳しいものがあります。
これを放置しておけば、心身の変調が生産性の低下へとつながり、些細なミスが大事故を発生させる危険も予想されます。
そこで、職場のストレス対策と個人のストレスコントロールへの援助が必要になります。産業カウンセラーは労働者のメンタルヘルスの維持・改善に活躍しています。

キャリア形成への支援

産業構造の変化、技術革新の進展、労働者の就業意識・就業形態の多様化のなかで、労働移動が激しくなっています。そのため、企業内だけでなく企業外でも通用する職業能力が労働者に求められだしています。
当協会は、労働者の上質な職業生活(Quality of Working Life)を実現する視点から、キャリア・カウンセリングに取り組んでいます。2003年度からの認定試験で、約3,500人のキャリア・コンサルタントが誕生しました。

 職場における人間関係開発・職場環境改善への支援

職場で発生する問題の一つひとつを後追いしていくような、いわゆる「モグラ叩き」では、真の解決にはなりません。予防開発的対策が必要です。産業カウンセラーは、総合的なメンタルヘルス対策とキャリア開発とともに、個々人の成長を促す人間関係育成の援助をします。 私たちは、男女共同参画社会基本法に基づいて性差別のない職場を実現することや、より快適な職場環境をつくることにも、積極的に取り組んでいます。

産業カウンセラー資格制度の推移

  • 1960年 日本産業カウンセラー協会設立
  • 1970年 社団法人として労働省から認可
  • 1971年 協会認定2級産業カウンセラー試験開始
  • 1992年 労働省認可による技能審査としての産業カウンセラー試験開始
  • 2001年 厚生労働省は公益法人等による技能審査の認定を廃止
  • 2003年 協会認定キャリア・コンサルタント試験開始
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